でざいんさいと! ~色のユニバーサルデザインって何?② ~

色覚多様性における見え方

前回お話した、色のユニバーサルデザイン。
今回は、色覚多様性の見え方のシミュレーション図を元に、色の違いがわかりづらい場合の事例を紹介します。このシミュレーション図は多数派の見え方を一般色覚、色覚多様性の中でも割合の多いP型(1型)・D型(2型)の人々の色の見え方を表現しています。

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【カレンダーの休日の色】
P型の場合③のような色の差になるので、休日の判別がつきづらい場合があります。
赤に黄色みをプラスすることで見えやすくなります。

【黒板(緑色)のチョークの色】
赤いチョークを使うと①のような色の差になり、読み取りづらい場合があります。
チョークの色を黄色に変えることで見えやすくなります。

【地図や分布図、円グラフや棒グラフなどの図版】
色のみで区分けしてある場合、近接している色によっては見づらい場合があります。
色を再検討するか、色の境界に線を入れる(白や黒など)、色に模様を入れる(ドットやストライプ、斜線など)などで見えやすくなります。

【会場案内図や路線図などの図版】
色のみで区分けしてある場合、近接している色によっては見づらい場合があります。
色を再検討するか、色の境界に線を入れる(白や黒など)、色に模様を入れる(ドットやストライプ、斜線など)、ピクトグラムや文字で補足するなどで見えやすくなります。

【視覚以外の情報で判断するしかない場合の色】
・野菜が劣化し、茶色くなっていても色での判断は難しい。(④のような見え方)
・肉を焼いても、すべて火が通っているかの判断が難しい。(⑦のような見え方)
・自然などの普遍的なもの

日常生活を送るなかで、色に頼って判断することが多いことをイメージできたでしょうか。
次回は、実践として色覚多様性の見え方を確認できるシミュレーションツールの紹介をさせていただきます。

 

【過去の記事】
前回の記事はこちら!
でざいんさいと! ~色のユニバーサルデザインって何?① ~

その他過去の記事はこちら!
でざいんさいと! ~ユニバーサルデザインって何? ~
でざいんさいと! ~この色ってどんなイメージ? ~
でざいんさいと! ~ CMYKとRGBって? ~